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世界を席巻する米国企業

  • 米国株

2018-11-27 更新

海外投資というと「難しそう」「リスクが高そう」という印象を持つのではないでしょうか。私も昔はそう思っていました。日本に住み、日本の事情が分かる。だから日本株投資のほうが取り組みやすい。

多くの方はこのように考えるのではないかと思います。しかし、ある意味では正しく、ある意味では間違っています。

高度に発展し情報化した現代社会においては、多国籍企業はボーダレスに経済活動を行っています。有名な米国企業であれば、今や日本人のほとんどが知っているということになります。

私たちの生活において朝起きて、寝るまでの活動の中で米国企業に関わらない1日は多くはなく、これは日本だけでなく世界中においてそうだということです。いくつかの会社を挙げてみましょう。

20年でおよそ1000倍の株価になったアマゾン

アマゾンチャート図
※グーグルから引用

これはアマゾン【AMZN】の20年チャートです。かつてはオンライン書店に過ぎなかったアマゾンですが、世界展開をし、扱う商品も多様です。

アマゾンで買い物をしなくとも、勤め先の会社のクラウドサーバーで使っていたり、アマゾンプライムの契約をしていたり、いつのまにか関わっている人も多いのではないでしょうか。

これほど有名な企業でありながら、株価はこの20年で1000倍にもなっています。特にこの数年の伸びは顕著です。

世界の検索業界を席巻するGoogle

グーグルチャート図

こちらはAlphabet、つまりグーグル【GOOGL】のチャートです。

1990年代後半に検索サービスを提供する企業としてスタートしたグーグルですが、その後は検索に関連したビジネスや、そこから派生したビジネスを様々展開させています。

私たちの生活で言えば、Google chromeでインターネットをし、Youtubeを視聴し、Googleドライブでデータを保存し、Googleで検索をかける。このようにいずれかの形でかかわっている方は多いのではないでしょうか。

Youtubeも傘下にしたGoogleはもはや検索システムの枠組みを超え、インターネットメディアを代表する企業の1つになっています。

バンドエイドやベビーパウダーで知られるJ&J

ジョンソンエンドジョンソンチャート図

次に、バンドエイドやベビーパウダーで知られるジョンソンエンドジョンソン【JNJ】です。

日本のドラッグストアでも多く商品を目にしますね。一般向けの商品だけでなく、製薬や医療機器においても大きな強みをもっています。

J&Jは自社株買いや配当にも熱心です。この10年で発行済株式総数のおよそ1割にあたる株式の自社株買いを行っております。また、毎年のように増配を続け、60年以上もの期間において増配歴が途絶えたことはありません。

世界の空を飛び回るボーイング

ボーイングチャート図

最後にボーイング【BA】です。大型旅客機でよく知られる企業です。大型旅客機業界はヨーロッパのエアバスと、このボーイングで寡占されています。

景気動向に業績が左右されやすいのは事実ですが、参入障壁が極めて高い寡占業界という強みがあります。

また、軍事部門においても存在感を示しており、ロッキードなどと並んで米国の国防を支える存在です。米国企業はこのような、唯一無二の企業が多く存在します。直近の株価はやや過熱感がありますが、ボーイングのような大型株でもこのような成長性を見せる、そういう強みが米国株にはあります。

その好例と言ってよいでしょう。

魅力的な企業がそろい踏みの米国株

このように、魅力的な企業が業種問わずそろい踏みなのが米国株です。例示した企業の株価を見たことはなくとも、聞いたことがない企業というのは殆どないのではないでしょうか。

今や私たちの生活に深く入り込んでおり、投資という観点で考えると国内ばかりではなく、世界に目を向けたほうがリターンが良い。よりチャンスが広がっている。これは常識になりつつあります。

人口が減り、消費が絞られている日本でのシェアよりも、世界でのシェア、世界でどれだけ利益を上げられているのかという視点が肝要です。

とはいえ、米国株取引というと「難しそう」と感じるかもしれません。しかし、今ではそんなことはありません。かつては海外投資というと一般口座しかありませんでした。そのため、自分で損益を記録し、なおかつ為替レートも反映させて確定申告をしなくてはいけない、大変な手間がありました。しかし、今はそのようなことはありません。

日本株と同じように特定口座での管理が可能です。そのため、損益通算などの節税も問題なく行えます。

私(たぱぞう)は日本株投資を20代から始めました。今からおよそ20年前の2000年からです。その後リーマンショックを経て、2010年から米国株投資を始めました。

日本株投資を始めた時期が悪く、利益を出すことはできましたが、上下の値動きが激しい難しい時代でした。

歴史的なドル安を迎えた時に、思い切ってドル買いをして、それから米国株投資を始めました。

ニューヨーク証券取引所の外観

2000年代とは打って変わって、非常に相場に恵まれたのもあります。しかし、なにより米国株の投資のしやすさに驚きました。

それは以下の理由によります。

  • 人口が増加しており、国自体の経済力が力強く上昇していること
  • 上場基準が厳しいなど、株価が上がるための法整備がされていること。

こういう傾向が顕著だったのです。もちろん、リーマンショックから今年の9月で10年を迎えますから、どこかで調整は来るのでしょう。しかし、それを加味してもやはり投資環境が全然違うということです。

たぱぞうの米国株投資 たぱぞう

たぱぞう(たぱぞう)
投資顧問会社アドバイザー

2000年より投資を始める。
2010年以降、米国株投資を中心に行う。
2016年自らの投資観をブログにて書き始める。
現在平均月間100万PV、海外投資に特化したブログとしては出色のPVを誇る。

2017年より、某投資顧問業にてアドバイザーを務める。
この間、メディアに複数回取り上げられる。
「誰でもできる投資術」「誰でもわかる海外投資」をモットーに執筆中。

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